2025年12月14日(日)
長野県伊那文化会館
まつり工房だより2026年4月号より
胴上げされることなんて、めったにあるもんじゃない。ボクの経験では、結婚式の時くらいか。最近は結婚式でもあまり見たことはない。「ドド御祭」が終了し、写真撮影もすべてが終わって、解散しようとしたとき、なにやらオヤジ達が不穏な動きをはじめた。最初にあげられたのはワタクシだった。嬉しいというよりも、落ちるんじゃないかという不安のが大きかった。中森と朝倉も宙に舞った。
演奏する人も楽しく、何より観てくれた人に感動を。という「ニッポンドド御祭」の趣旨を理解し、1年間の練習を積み重ねて見事な舞台を作り出してくれた皆さんに心からお礼を申し上げたい。観てくれた人の絶賛の声は今も聞こえてくる。
世界最大級、最高の演奏を作り上げる「ニッポンドド御祭」は、まだまだ続く。皆さん、またお会いしましょう。まつり工房代表 北原 永
~演出・プロデュ-サ-より~
まつり工房だより2026年4月号挨拶より
昨年、12月14日に長野県伊那文化会館で行われた「第7回ニッポン・ドド御祭」は、おかげさまで大成功で終えることが出来ました。出演された皆さんはじめ、支えてくれたスタッフのみなさんに心から感謝申し上げます。
打ち手の呼吸がひとつになって、打ち鳴らす太鼓の響きと振動は、観てくれた人に大きな感動を呼び起こし、その余韻は今も続いています。
世の中には「暗澹」(あんたん)たる気持ちになることが溢れています。その一つに災害があります。私たちは、2011年の東日本大震災で被災した陸前髙田に15年間、数十回通い続け、今年もまた、何回か行くつもりです。今回の公演にも能登輪島から「和太鼓虎之介」の皆さんが震災に負けず、元気な演奏を見せてくれました。
天災は、人の力ではどうすることもできません。しかし世界中で起きている戦争による破壊と殺戮は、一部の人の意思によって、行われます。
一年かけて皆さん一人一人の力によって丁寧に作り上げられた「ニッポン・ドド御祭」は、人間の生きるエネルギーが、その原動力です。そういう意味では、殺戮と破壊の戦争とは対極にあります。スポーツも文化も、平和の象徴なのです。
世界に響け!ドド御祭!!
3年後も、人が生き、共鳴しあう舞台を!
みんなで丁寧に作り上げましょう。
プログラム挨拶より
今日演奏される曲は、日本で最も多くの人が演奏していると、最近何人もの人から聞いた。関東であったり、名古屋の人からであったり、それも、まつり工房とは関係のない太鼓関係者からだった。曲使用の連絡も多い、日本国内はもとより、海外からも、もうすでに20か国を超える国の太鼓愛好者に、曲使用の許可を出している。作った曲が多くの人に演奏されることは、作った本人にとってはこの上ない喜びである。それも、今日演奏してくれる、私が直接教えた皆さんが、あらゆる場で演奏し、感動を伝えてくれているからだ。今日の演奏者の多くが、子どものころから太鼓にふれ、演奏する曲のキャリアも10年を超える人がいる。そのうえ今年4月から始まった、県内外の講座に何回も参加して今日を迎えている。回を追うごとに成長し、7回を迎える「ニッポンドド御祭」は、まちがいなく:世界最高峰の集団演奏:を見せてくれるだろう。
2025年12月14日
演出プロデューサー 北原 永